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2011年2月

和紙のひな人形

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この内裏雛、和紙で出来てます! 匠の技はいただきもの。

菜の花は先ほど鎌倉市場で買ってきた食用、柔らかいうちに茹でて食べるのが一番ですね。

王様堂のひなあられはラベル文字がおおらか、フェイクながら一輪の桃の花が付いているのが購入の決め手。

3月3日、このぼんぼりと赤いグラスにシャンパンが楽しみです。

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伝統と創造

第51回現日選抜書展講演会では、東京国立博物館・学芸研究部部長の島谷弘幸先生に「伝統と創造」と題してお話いただきました。010

上野公園に出かけた折には、静かに佇む重厚なトーハクの建物を必ず仰ぎ見ます。日本の歴史的至宝が保管展示され、専門家による研究が成されている研究機関。発表著書や論文などから、歴史に隠されていた事実や興味深い背景が明るみにされ、私達は知識を深めることが出来ます。文化遺産が眠る場所はいつも神秘的です。

演題「伝統と創造」のサブ項目は、義之書法と道風、道風と三跡の書、法性寺流から弘誓院流、書流、近世の書、書の学習と続き、島谷先生の研究テーマを想像します。

さて、お話は、日本の書教育は小中学校の書写、やっと高等学校より書を鑑賞する書道教育が始まるという現状認識から。

技術の習得と共に、私達は何を観ながら育っていくか、どのように観るか分からなくても、好きな作品を自分の目で観ていくことが如何に大切か。それらが書に多大な影響を与え、歴史を作っていく。。。

巨匠王義之が日本の古い時代の書の展開に与えた影響を、小野道風の屏風土代において観ました。三跡、藤原佐理の喪乱帖、藤原行成の書も比較検証。聴き慣れない法性寺流、弘誓院流の型にはめた時代から近世へと駆け抜けます。

今を生きる時代の書を書く。やがて、それは伝統の一部となる? 伝統の一部となることを願って書く人はいない。ただ、今を書くだけ。。。この悠然とした営みの循環を感じた一時でした。

今後、書の世界はどのように社会との関連性を求めていくのか? 技術習得後の展開が閉ざされている中、書の世界にも書商というマーケットがあってもよいのではないか、などなど。。。

書に向き合う者誰もが考えるべき問題が提起されました。

ご講演いただき、ありがとうございました。

以下は「島谷先生を囲み、みんなでフートン夕食会」ですwine020

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祝 開幕!

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只今、第51回現日選抜書展開催中です!

 先週16日に喜びの初日を迎え、展覧会は快調に走り出しました。多数のお客様に観覧いただきつつ、週末には授賞式・懇親会→総会→講演会などの行事が実施されました。

本日21日までが前期、明日22日は会場の東京六本木・国立新美術館は休館日となり、この日に準同人の作品掛け替えが行われ、23日からの後期展示は28日まで。どうぞお見逃しなきよう、会場へお出かけください。

写真は同人特別賞受賞者の5作品。(book作品集へ

左から、奥山共心氏 篆刻「何遵約法 韓弊煩刑 起翦頗牧 用軍最精 宣威沙漠 馳譽丹青 九州禹跡 百郡秦并 嶽宗恆岱 禪主云亭」 (周興嗣千字文より)

藤田紅子氏 詩文「私の上に降る雪は真綿のやうでありました私の上に降る雪は霙のやうでありました私の上に降る雪は霰のやうに散りました私の上に降る雪は・・・」(中原中也)

吉成靖幸氏 かな「春のくる道のしるべはみよしのの山にたなびくかすみなりけり」(後拾遺和歌集)

鈴木鵬舟氏 漢字「吾道一以貫之」

菅原壮心氏 漢字「貧賤非所憂 菽水有餘歡 毛義喜形色 意詎榮一官 用愧七尺軀 ・・・以下略」(感懐雑詩)

次は、昨年度特別賞受賞者の4尺正形作品10点が並ぶ壁面。006

以下は表参道・青山ダイヤモンドホールでの授賞式・懇親会スナップ。 講演会→講師を囲みフートン夕食会の模様は次回へ。。。008

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再度のご案内です!

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来週16日(水)から、第51回現日選抜書展が始まります。28日(月)まで。どうぞ、東京六本木・国立新美術館へお出かけください。

この期間、企画展示室ではパリ、ポンピドゥーセンター所蔵作品によるシュルレアリスム展が開催。ホアン・ミロ(JOAN MIRO)との対面が楽しみです。

さて、今週末から、いよいよ書展開幕前の最終段階! 搬入→審査⇒陳列と続きます。

表具店から届いた作品が係関係者の前に初めて姿を現し、衝劇的な出会いの連続、その映像が各自にフラッシュバックされます。やがて、全容が明らかになり、その後は穏やかに全てが一体化する方向に収束、調和する空間が創成され開会の時を迎える過程です。

このような場に立ち会えると思うと少々緊張します。

が、本日は作品集の仕上がりが順調との知らせを受け、かなり心安らかになりました。不慣れな編集作業で、またまた時間に追われる夢を見てうなされたのでありました。。。

作品集は会期初日に会場に、そして皆さまのお手元に届く予定です。

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窓辺はすでに春

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2月に入り、まだまだ朝晩凍てつくような寒さが続いてますが、窓辺だけはすでに春!

実は、この冬の間中、このスウェ-デン・ボラス社のテキスタイル「ファグリング ストゥール」のカーテンを掛けてます。

季節感がないわね!と指摘されそうですが、十数種の花とシダの葉柄は春の訪れを待ちわびる日々、ほんの少しですが生活に温室効果をもたらしてくれるような気がしてます。。。boras

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