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アインシュタインの眼

先日、NHKで放送された番組、アインシュタインの眼「書道 達人の極意を科学する」はすごかった!

活躍著しい柿沼康二氏の書の世界が紹介され、淡墨作品の制作において、追い求める線と美しいにじみを生み出す氏の墨液の作り方に触れることが出来たのです。

磨り上がった墨液がデジタルマイクロスコープで映し出されると、映像の向こうもこちらも一斉に歓声をあげてしまったほど。盛んに動く炭素の粒子! 墨のミクロの世界では、大小さまざまな粒子が単宣(紙)の繊維の隙間を抜けたり、繊維に絡みついたりして、文字の基線をかたどるエッジや神秘的な美しいにじみを生み出していたのです。

それに比べて、先日私が書いた「雪」には、なかなか滲みが見当たらず、やっとここ↓にあった! 一体、炭素粒子はどんな状態やら?

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そして、さらに唸ったのは、「創作において、追い求める線は法帖を臨書(書き写し)することによって養われ、創作力は臨書力に比例するはず」という柿沼氏の言葉。

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明日から、貫名菘翁書「翻刻左繍叙稿」の臨書を始めよう。先ず初めに書くべき一文字は「明」。

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