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焼尻島のかなたに沈む夕日

2月17日より六本木・国立新美術館で開催された第50回記念現日選抜書展が3月1日に閉幕しました。多数のご来場ありがとうございました。

会期中、多種多様な作品そして人人人に出会い大いなる刺激を受けしばらく放心状態?でしたが、やっと落ち着き我に返ると。。。015思い出されるのは、長らく心待ちにしていた記念講演です! 会場に映し出された「焼尻島(やぎしりとう)のかなたに沈む夕日」と題したスライドは、講師・中野北溟先生が話されるテーマ「私が「書」を書くということ」の内容を暗示する夕景でした。

時系列に紹介された作品は北原白秋の「落葉松」から始まり「涙の海」へ。。。016

今までに発表された多くを挙げ、凝縮、空間・余白を意識し平面を立体的に仕上げる。そして、言葉に自分を発見し自己の内面を書く。この二点を大切に探求・実験を続けてこられたと熱く語られました。

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先生のふるさとは「海」。北海道・焼尻島の生家から飽かず眺めた日本海です。何度も口づさみ解説された原田康子詩「ふるさとは北、ふるさとは荒野そして海、ふるさとは遠い日々」。また、子供の頃の生活までもが伝わる「私の耳は貝殻、海のひびきをなつかしむ」は印象的な作品でした。

感動の一時間半をありがとうございました。

そして会場へ。「雪」を書いた淡墨作品2点を以下に。

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鈴木博子氏「氷水面に封じて聞くに浪なし、雪林頭に点じて見るに花あり」(菅原道真)。006

 写真下左が星夏書。「雪解け水」(きらきらゆるゆるした。。。比良山への恋歌、琵琶湖より)

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